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やりすぎ「美」に歯止め…整形ビフォーアフター写真を禁止、やせすぎモデル除外

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やりすぎ「美」に歯止め…整形ビフォーアフター写真を禁止、やせすぎモデル除外

 「きれいになりたい」と思っただけなのに-。「美」にまつわるトラブルを防ごうという取り組みが広がりをみせている。厚生労働省は昨年11月、整形手術などの「美容医療」をめぐり、医療機関のホームページ(HP)への患者の体験談の掲載禁止などを盛り込んだ広告規制案をまとめた。広告の虚偽・誇大表現を禁じる改正医療法の成立を受けたもので、同法は今年6月までに施行される。一方、ファッション業界などでは、無理なダイエットを助長しないためやせすぎのモデルを起用しないなど動きが出ている。(入澤亮輔)

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 国民生活センターによると、美容医療サービスをめぐる相談件数は、平成19年度に1597件だったのが25年度に2157件と2千件を突破すると、26年度に2624件のピークを迎え、以降も2千件台で高止まりしている。

 相談内容は「術前術後の写真がきれいに仕上がっていたのでカウンセリングに行ったら、別の高額な施術を勧められた」「チラシを見てクリニックに行ったら当日の施術を迫られた」など、広告内容や施術金額についてが多いという。

 医療法はこれまで、医療機関のHPは診療時間や診療内容などが記された「情報」として扱っており、広告規制の対象ではなかった。しかし近年、HP上で効果を誇張するなどのケースがあり問題化。そのため改正医療法では、医療機関のHPをテレビCMや折り込み広告などと同様の「広告」と位置づけて規定の対象に加え、虚偽・誇張表現を禁止した。

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