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【エンタメよもやま話】義理チョコさえ贅沢…チョコレート“絶滅”食べられなくなる! 温暖化や中国…危機への打開策とは

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【エンタメよもやま話】
義理チョコさえ贅沢…チョコレート“絶滅”食べられなくなる! 温暖化や中国…危機への打開策とは

地球温暖化の影響で、2050年にカカオの木が姿を消すとの衝撃のニュースを報じる英大衆紙ザ・サンの電子版(2018年1月1日付) 地球温暖化の影響で、2050年にカカオの木が姿を消すとの衝撃のニュースを報じる英大衆紙ザ・サンの電子版(2018年1月1日付)

 なので、主要な生産国は西アフリカのコートジボワールとガーナ、そしてインドネシアの3カ国なのですが、このうちコートジボワールとガーナの2カ国から収穫されるカカオ豆で、何と世界のチョコレートの生産量の約5割を担っています。

 ところが、国際的な専門家でつくる地球温暖化についての政府間機構「気候変動に関する政府間パネル(ICPP)」が2014年に発表した報告書によると、こうした国々は、地球温暖化の影響によって、2050年までに気温がセ氏2・1度上昇。その影響で、栽培可能な地域が著しく減少するというのです。

 どういうことかと言いますと、ICPPの報告書では、この気温上昇により、栽培可能地域が現在の海抜100メートル~250メートルの地域から、一気に450メートル~500メートルの山岳地帯に上昇すると明記されていたのです。この山岳地帯は、熱帯雨林の貴重な動植物を保護するための特別区といい、簡単にカカオ豆の畑に開拓するわけにいかないのです。

 平たく言えば、2050年までに、世界のカカオ豆の生産量の約5割を占める一大生産国の畑が、地球温暖化の影響によってほとんど消滅するというわけです。

 一大事ですね。ところが、この恐ろしい危機を打開すべく、ある企業が立ち上がったのです。日本でもおなじみ、チョコレートを使ったスナックバー「スニッカーズ」を手がける年商350億ドル(約3兆7800億円)の米マーズ社が、バイオ関連の科学者たちと協力し、こうした気候変動にびくともしない強力なカカオの木を作ろうと奮闘しているのです。

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 マーズ社では既に、世界各国の工場などが排出する二酸化炭素(CO2=地球温暖化の主原因)の総排出量を60%以上、カットしようという国際的な取り組みに対し、昨年9月、10億ドル(約1080億円)を拠出すると明言するなど、社として温暖化防止対策に力を入れる考えを表明しています。

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