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【銀幕裏の声】“視聴率請負人”が挑む映画…「祈りの幕が下りる時」 福澤克雄監督

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【銀幕裏の声】
“視聴率請負人”が挑む映画…「祈りの幕が下りる時」 福澤克雄監督

福澤克雄監督を指名したのは主演の阿部寛だった (C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会 福澤克雄監督を指名したのは主演の阿部寛だった (C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

 先月27日に封切られたばばかりの「祈り~」だが、実は映画が完成したのは昨年の年末ぎりぎりだった。

 それには大きな理由がある。昨年10月に放送がスタートし、12月24日に最終回が放送された「陸王」とほぼ製作時期が重なっていたためだ。「実はドラマと映画の両作で、製作スタッフも重なっていたので大変でした。それぞれ編集が終わったのは放送、公開日ぎりぎりになってしまいました…」

 まさに“売れっ子演出家”であるがゆえの悩みに耐えながらの多忙な日々が続く。だが、福澤監督がTBSのエース演出家になるまでの道のりは決して平坦(へいたん)ではなかった。

難産の末のヒットドラマ

 驚異の視聴率を獲得した「半沢直樹」のドラマ化の企画が、当初、局幹部の猛反対で制作が難航した話を知る人はどれだけいるだろうか。

 「日曜日のゴールデンタイムに、誰が銀行員の地味な話を見るのか?」というのが局幹部たちの反対の理由だった。

 だが、福澤監督はあきらめなかった。そのための“作戦”も考えていた。

 「連続ドラマはワンクール(3カ月)全11~12話が普通ですが、半沢ではあえてこの年の7~9月の放送枠を狙いました。このクールは世界陸上などの特番があり2回分放送が少ない。つまり制作側やスポンサーにとって人気のないクール。あえてこの時期を選んで企画を挙げたんです」

 福澤監督の狙いは当たり、“作戦通り”に何とか放送枠を確保し、ドラマ化が決定したのだ。

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