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【関西の議論】「池の水ぜんぶ抜く」人気特番ロケが中止になったワケ…舞台は“卑弥呼の墓”で反響大きく

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【関西の議論】
「池の水ぜんぶ抜く」人気特番ロケが中止になったワケ…舞台は“卑弥呼の墓”で反響大きく

水が抜かれた状態の箸中大池。奥に「卑弥呼の墓」とされる箸墓古墳が見える=奈良県桜井市 水が抜かれた状態の箸中大池。奥に「卑弥呼の墓」とされる箸墓古墳が見える=奈良県桜井市

 その箸中大池ではテレビ東京の企画とは別に、毎年12月中旬から田植えが始まる翌年5~6月ごろまで、地元住民らによって水抜きが行われている。「水が腐らないように、土に酸素を触れさせるため」(住民)で、テレビの企画で意図された発掘や泥のかき出しなどは行っていない。今回のロケ中止後も普段通り水抜きが行われ、現在は干上がった池の全容をうかがうことができる。

 毎年一定期間、水が抜かれていることもあり、ごみは散見される程度で、生き物の姿は肉眼では全くうかがえない。水が満ちている時期はシラサギやカモなどを見ることができるそうだが、外来種が繁殖する可能性は低く、市の関係者は「もし出てきたとしても、せいぜいミドリガメやアメリカザリガニくらいでしょう」と話す。

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文化財の発見は望み薄

 仮にロケで水を抜いた池の底をあさった場合、「お宝」が見つかった可能性はあるのだろうか。同市埋蔵文化センターの担当者は「古墳に近いところなら、土器は出てくるはず」という。ただし、そうした場所は文化財保護法で調査が制限されており、番組の企画であっても発掘はできない。また古墳から離れたエリアになると、「泥が何層にもわたって堆積しているので、文化財があっても掘り起こすことは無理でしょう」と語る。

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