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【関西の議論】「池の水ぜんぶ抜く」人気特番ロケが中止になったワケ…舞台は“卑弥呼の墓”で反響大きく

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【関西の議論】
「池の水ぜんぶ抜く」人気特番ロケが中止になったワケ…舞台は“卑弥呼の墓”で反響大きく

水が抜かれた状態の箸中大池。奥に「卑弥呼の墓」とされる箸墓古墳が見える=奈良県桜井市 水が抜かれた状態の箸中大池。奥に「卑弥呼の墓」とされる箸墓古墳が見える=奈良県桜井市

 ロケ中止について、地元の住民からは「結果的によかった」との声が聞かれたが、一方で市や関係各所には「協力すれば観光アピールになるのに…」などと不満の声も寄せられたという。

「魏志倭人伝」に一致

 箸墓古墳は、邪馬台国の有力候補地の纒向(まきむく)遺跡(同市)にある最古の大型前方後円墳。全長約280メートル、後円部の高さは約30メートルで、3世紀中ごろから後半の築造とみられている。後円部の直径が約150メートルで、魏志倭人伝(ぎしわじんでん)にある「倭国の女王卑弥呼の墓は径百余歩」という記述とほぼ一致することから、卑弥呼の墓ともいわれる。

 一方で、卑弥呼の後継者・台与(とよ)(壱与(いよ)とも記す)が被葬者との見方もあるが、宮内庁は第7代孝霊天皇の皇女、倭迹々日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の陵墓として指定している。これまでの調査で、現存する最古の木製輪鐙(わあぶみ)(馬具の一種)が出土。4世紀初頭に乗馬の風習があったことを裏付けるなど、歴史の謎を解く上で大きな意義を持った古墳だ。

実際に水を抜いてみると

 思わぬ格好で注目を浴びた箸中大池は、農林水産省の「ため池百選」にも選定され、農業用水として周辺の農地を潤している。晴れた日には、常緑樹が茂る箸墓古墳が池に映し出され、スケッチに訪れる人も多い。

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