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部活の不適切指導で自殺、県と生徒両親和解へ 岐阜

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部活の不適切指導で自殺、県と生徒両親和解へ 岐阜

 岐阜県は2日、平成25年に自殺した同県立海津明誠高1年の男子生徒=当時(15)=の両親と和解する方針を明らかにした。所属していたバスケットボール部のコーチによる暴言が自殺の原因として、両親が県に500万円の損害賠償を求める訴訟を岐阜地裁に起こしていた。

 県は「暴言と自殺の因果関係は認められない」と反論していたが、今年1月に地裁が「部活動での不適切な指導に着眼した調査を十分に行っていなかったことを県が謝罪する」との和解条項案を提示。県は、今月下旬に開会予定の県議会に関連議案を提出する。

 県などによると、コーチは25年4月ごろから部員らに暴言を繰り返し、男子生徒にも「使えない」などと発言。生徒は同6月ごろから部活を辞めたいと周囲に話し、7月下旬から部活に参加しなくなり、8月下旬に自殺した。その後、生徒の両親の要望で県教委が部員へのアンケートを行い、コーチの不適切な指導を確認した。

 県教委は「和解条項に沿って再発防止に努めたい」としている。

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