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新幹線の安全向上盛り込む JR西、「鉄道安全考動計画2022」発表

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新幹線の安全向上盛り込む JR西、「鉄道安全考動計画2022」発表

 JR西日本は1日、平成17年の福知山線脱線事故を教訓にし、30年度から5カ年の新たな安全指針「鉄道安全考動計画2022」を発表した。昨年12月に新幹線のぞみの台車に破断寸前の亀裂が見つかった問題を受けて設置された有識者会議の提言を反映。列車を停止させる場面を想定した社員訓練や、台車の異常を検知する装置の導入などを盛り込んだ。

 計画では、のぞみの乗務員らが多くの異変を認識しながら運行を継続させたことへの反省を踏まえ、安全意識を行動につなげるために何をすべきかを職場ごとに討論することや、仮想現実(VR)を活用した研修を実施。新幹線の運行システムに潜む危険の洗い出しを進めるなどとしている。

 有識者会議では、必要な対策として、社員の技能向上に向けた実践的な教育▽立場を超えたコミュニケーション技術の習得▽新幹線の台車の異常を検知する装置の導入-を挙げていた。

 来島(きじま)達夫社長は会見で、「安全を追求し、鉄道システム全般の改善に向けて先頭に立ってリーダーシップを発揮したい」と述べた。

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