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【エンタメよもやま話】中国・天安門事件、実際は“大虐殺”だった 英機密文書「犠牲1万人」人民解放軍の残虐行為とは

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中国・天安門事件、実際は“大虐殺”だった 英機密文書「犠牲1万人」人民解放軍の残虐行為とは

 そしてアラン卿は打電の最後にこう結んでいます。

 <最も少なく見積もっても、一般市民1万人が命を落とした>

 どうですか?。この極悪非道&人権無視ぶり(実際、打電内容には、軍のメンバー同士を殺害させたとの記述もある)。

 民主化を求める中国政府への抗議行動は数週間にわたって中国全土の約400都市で繰り広げられ、1989年の6月3日から4日の夜、天安門広場でピークを迎えました。

 アラン卿は打電の中で<国務院の委員の一部は、内戦勃発の危機が迫っていると考えていた>と記していますが、内戦の鎮圧にしては明らかにやり過ぎです。

 そして中国当局が発表した死者数がたったの200人から300人。また、大虐殺があった6月4日の朝、中国の赤十字は死者数を2700人と推計・発表していますが、これも少な過ぎますね。

 ちなみに2014年に明らかになった米の機密文書には、中国軍関係者の声として、中国共産党が天安門の大虐殺の犠牲者(死者)を1万454人だと考えていると記されていました。今回のアラン卿の打電に出てくる数字とほぼ同じです。

 フランス人の中国研究家ジャンピエール・カベスタン氏も前述のAFPに対し、この米の機密文書も類似した死者数をはじき出していることから、アラン卿のこの数字には信憑(しんぴょう)性があると述べています。

 当然ながら、この大虐殺の死者数について中国はいまだにシカトを続けています。大虐殺によって命を落とした活動家の追悼行事は一切禁止。これに関するネットでの議論なども厳しく規制しています。おまけに、これに関する情報を集めた海外サイトへのアクセスまで禁止させようとする始末です。

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