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【エンタメよもやま話】中国・天安門事件、実際は“大虐殺”だった 英機密文書「犠牲1万人」人民解放軍の残虐行為とは

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【エンタメよもやま話】
中国・天安門事件、実際は“大虐殺”だった 英機密文書「犠牲1万人」人民解放軍の残虐行為とは

 なぜか。中国政府は当時、発生から15日後の6月19日、死者数は学生36人を含む民間人218人と人民解放軍(PLA)の兵士10人、武装警察官13人の計241人。負傷者は7000人と発表していたのですが、先ごろ英国で公開された外交機密文書によると、実際は何と、少なくとも1万人の一般市民が殺害されていたことが判明したのです。政府の公式発表の約41・5倍ですね。

 昨年の12月23日付で英BBC放送や英紙インディペンデント、フランス通信(AFP)など、欧米の主要メディアが一斉に報じているのですが、この数字、どこから出てきたかと言いますと、当時の駐中国英国大使、アラン・ドナルド卿(きょう)が、この大虐殺の発生翌日の1989年6月5日付で打電した英政府への極秘公電の中に出てきたのです。

■英国大使「中国の内閣から聞いた虐殺数は…」

 この極秘公電、ロンドンの英国立公文書館が保管しているのですが、昨年の10月に機密指定が解除され、それを受けて香港のニュースサイト「HK01(香港01)」がこれを閲覧。最初に内容を報じたのでした。

 前述した各メディアの報道によると、アラン卿の情報源は「中国の国務院の“良き友人”から聞いた情報を伝えてきた」人物で、6月3日の夜から4日の夜の大虐殺についての状況が説明されています。

 ちなみに中国の国務院とは、実質的に中国を支配する内閣で、議長を務めるのは首相です。なので極めて信用できる内容なのは間違いありません。事実、アラン卿はこの情報源について、この大虐殺が起きる以前から信頼できる人物で「事実と憶測と噂を慎重に区別」する人物だったと説明しています。

 では肝心の内容はどうだったのか?。アラン卿の打電内容について、前述の英紙インディペンデントなどはこう記しています。

 <天安門広場の周辺に集結した大勢の人々に“残虐行為”を行ったのは、(中国北部の)山西省の人民解放軍の陸軍「第27集団軍」で、彼らの60%は読み書きができず、primitive(原始的な人々、幼稚な人々)と呼ばれていた>

「命乞い女子学生を銃剣で刺し」「“戦車”が時速64kmで市民を轢き殺し」

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