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1歳8カ月娘にインスリン入り飲み物、母に有罪判決 「仕事と子育ての両立難しく…」の供述、「身勝手だ」大阪地裁

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1歳8カ月娘にインスリン入り飲み物、母に有罪判決 「仕事と子育ての両立難しく…」の供述、「身勝手だ」大阪地裁

 大阪府高槻市で平成28年、当時1歳8カ月だった長女(3)にインスリン入りの飲み物を2回にわたって飲ませて体調を崩させたとして、傷害罪に問われた同市の母親光吉彩夏被告(22)に大阪地裁は26日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 被告は捜査段階で「仕事と子育ての両立が大変で、娘が病気になれば入院に付き添うことで幸せな時間を過ごせると思った」と供述したが、設楽大輔裁判官は判決理由で「そのような思いがあったと推測することはできるが、酌むべき事情とはいえない」と述べた。

 長女の入院後にもインスリン入りの飲み物を飲ませたことについては「発覚を免れるため犯行を重ねており、身勝手だ」と指摘。一方で、普段は愛情を注いでおり、重篤な結果を生じさせる意図はなかったと認め、被告が児童相談所から長女を引き取る意思を示していることを考慮して執行猶予を付けた。

 判決によると、28年7月11日、高槻市の自宅でインスリンを混ぜたコーヒー飲料を飲ませたほか、同18日にも長女が入院した病院でインスリンを入れた飲み物を飲ませ、高インスリン性低血糖症にした。

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