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【銀幕裏の声】“雪の妖精”を追いかけ北海道へ…写真家になった元京都府警警察官

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【銀幕裏の声】
“雪の妖精”を追いかけ北海道へ…写真家になった元京都府警警察官

木の枝の上で翼を休めるシマエナガ(山本光一さん撮影) 木の枝の上で翼を休めるシマエナガ(山本光一さん撮影)

 「幼い頃から自宅で小鳥を飼い、動物も大好きだったので、パトロール中に遭遇する野鳥や野生動物たちを夢中で撮っていました。写真を撮りながらパトロールしたおかげで自然環境や野生動物たちの生態を楽しみながら学ぶことができたんです」

 その中で山本さんが特に惹(ひ)かれたのがシマエナガだった。

 「警戒心の強い動物たちと違って、人懐っこく、近づいても逃げないのですが、とにかく体が小さく、すばしっこいので、実は写真に収めるのが最も難しい野鳥といわれているのが、シマエナガなんですよ」と山本さんは言う。

 「例えばタンチョウはとても珍しい野鳥ですが、体が大きくてじっとしている時間が長いので、写真撮影に関しては、そんなに難しくはないのです」

情に厚くて我慢強い

 山本さんが、シマエナガの魅力について語り始めると止まらない。

 「シマエナガは可愛いだけでなく、社会性があり、とても我慢強い野鳥でもあるんですよ」

 厳しい自然界で、小さな野鳥が生き残るのは容易なことではない。天敵は多く、営巣の際、カラスやイタチ、ヘビなどに巣を壊されるのは日常茶飯だ。

 「ところが、シマエナガは営巣の途中、巣を壊されても同じ場所に作り直すんです。何度、壊されてもあきらめません。こんなに小さいのに…」

 さらに、ヒナを育てている途中、シマエナガの親鳥がカラスなど天敵に追われて巣を離れたとしても、他のシマエナガが親代わり(ヘルパー)となって巣にエサを運び、自分のヒナのように育てるのだという。

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