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【銀幕裏の声】“雪の妖精”を追いかけ北海道へ…写真家になった元京都府警警察官

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【銀幕裏の声】
“雪の妖精”を追いかけ北海道へ…写真家になった元京都府警警察官

木の枝の上で翼を休めるシマエナガ(山本光一さん撮影) 木の枝の上で翼を休めるシマエナガ(山本光一さん撮影)

京都から北海道へ

 平成9年、山本さんは住み慣れた京都を離れ、北海道への移住を決意する。32歳での一大決心だった。

 長年にわたり阿寒摩周国立公園を守ってきた阿寒湖畔にある財団法人「前田一歩園財団」の活動に共感した山本さんは同財団に就職することを決意したのだ。

 前田一歩園での山本さんの現在の肩書は自然普及課長。仕事の内容は、自然保護のためのパトロール活動や同園を訪れる子供たちの指導員。また、同園が映画やドラマのロケ地として撮影されるときには、撮影スタッフのガイドも務めている。そんな活動の一環として、山本さんは20年以上にわたり、写真を撮り続けてきた。

 「約4000ヘクタールもある広大な前田一歩園は、パトロールで1周するのにも最低で1~2カ月はかかる広さ。ほとんど道がない森林ですから。車で入れない奥深いところは、ひたすら歩くのです」と山本さんは苦笑しながら説明する。

機動隊員から“ネイチャーカメラマン”へ

 同園で働き始めた頃、山本さんは、「一日も早くこの広大な園について知るにはどうすればいいか?」と考えた。

 その結果、パトロール中に見つけた野鳥や野生動物を写真で撮ることで、動物たちの生態と同時に自然環境について学ぶことを思いついたのだという。

 さっそく、学生時代から好きで、よく使っていた一眼レフカメラを持ってパトロールへ出かけ、そこで野鳥や野生動物たちと出合うたびにシャッターを切っていった。

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