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【銀幕裏の声】“雪の妖精”を追いかけ北海道へ…写真家になった元京都府警警察官

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【銀幕裏の声】
“雪の妖精”を追いかけ北海道へ…写真家になった元京都府警警察官

木の枝の上で翼を休めるシマエナガ(山本光一さん撮影) 木の枝の上で翼を休めるシマエナガ(山本光一さん撮影)

 全長は約14センチ。体重は10グラムにも満たないほど軽い。

 「日本で最も小さい鳥は全長約10センチのキクイタダキといわれていますが、実はシマエナガは尾っぽが長く全長の半分ほどあるので、胴体だけなら日本で一番小さいんですよ」

 身長約180センチ、体重約130キロ。重量級の柔道選手としてならした元機動隊員の山本さんが、シマエナガの原寸大の小さなフィギュアを手にとりながら、こうムキになって説明する姿はなんともユニークで微笑(ほほえ)ましい。

警察官からの転身

 山本さんは昭和40年、京都府長岡京市生まれ。京都で育ち、龍谷大学卒業後、京都府警に就職した。

 柔道は5段。その腕前を生かそうと京都府警に入った山本さんは屈強な機動隊員として期待されていたが、30歳になった頃、転機を迎える。

 勤務中の同僚が暴力団抗争に巻き込まれ、射殺される事件が起こったのだ。

 「もしかしたら、射殺されていたのは自分だったかもしれない…」。山本さんはこの事件をきっかけに命、そして人生について改めて真剣に見つめ直すようになったという。

 「人生は一度きり。私は幼い頃から柔道ばかりやってきて、その力を生かそうと警官になったが、他に何もしてこなかった。果たしてそれでいいのだろうか? そう悩み始めたんです」

 そして、一人旅で訪れた阿寒湖で触れた北海道の壮大な自然が、山本さんの人生を一転させる。

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