産経WEST

【WOMEN】医療と福祉の架け橋に 神戸アイセンター・ビジョンパークの情報コンシェルジュ、別府あかねさん

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【WOMEN】
医療と福祉の架け橋に 神戸アイセンター・ビジョンパークの情報コンシェルジュ、別府あかねさん

ロービジョンの人にも使いやすいキッチン用品を紹介する別府あかねさん=神戸市中央区(彦野公太朗撮影) ロービジョンの人にも使いやすいキッチン用品を紹介する別府あかねさん=神戸市中央区(彦野公太朗撮影)

 目の病気の研究・治療から臨床応用、リハビリ・就労支援までをトータルサポートする全国初の眼科専門施設として昨年12月、神戸市中央区にオープンした「神戸アイセンター」。その玄関に設けられた「ビジョンパーク」で、家族と離れ、医療と福祉の懸け橋として奮闘する女性がいる。情報コンシェルジュ、別府(べふ)あかねさん(42)。専門知識と笑顔が最大の武器だ。

視覚障害サポート施設で奮闘

 別府さんは高知市出身。一昨年は、視能訓練士の資格を取るために、大阪で1人住まいをし、昨年4月からは、ビジョンパークを運営する公益社団法人ネクストビジョン(神戸市中央区)のスタッフとして、小学2年生の娘と神戸で2人暮らしをしている。

 「小学6年生の長男と夫は高知にいますが、昨年、夫が県内に転勤になり単身赴任。長男は高知市内のわたしの実家に。わが家の4人家族は3カ所で暮らしています」

 別府さんは平成28年3月まで17年間、高知県身体障害者連合会でキャリアを積んだ歩行訓練士だ。

 歩行訓練士は、視覚に障害のある人に歩行訓練を指導するほか、点字やパソコンを使って他人とコミュニケーションをとったり、掃除・食事など日常生活に必要な動作・技能を指導したりする専門職。

 高知では盲学校や病院での指導のほか、年に約20回、さまざまな場所で視覚障害者のリハビリ機器などを展示してきた。そんな現場で感じたのが、福祉と医療の連携の難しさだった。

続きを読む

このニュースの写真

  • 医療と福祉の架け橋に 神戸アイセンター・ビジョンパークの情報コンシェルジュ、別府あかねさん

「産経WEST」のランキング