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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】波風の中、殿堂入り…鉄人、次の勲章はリーグ優勝だ!

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
波風の中、殿堂入り…鉄人、次の勲章はリーグ優勝だ!

星野仙一氏野球殿堂入りを祝う会で、“関西の父親”星野氏と乾杯する阪神の金本知憲監督=平成29(2017)年12月1日、大阪市北区(山田喜貴撮影) 星野仙一氏野球殿堂入りを祝う会で、“関西の父親”星野氏と乾杯する阪神の金本知憲監督=平成29(2017)年12月1日、大阪市北区(山田喜貴撮影)

 周囲を黙らせる最後の勲章はリーグ優勝しかありません。阪神の金本知憲監督(49)が15日、都内の野球殿堂博物館で競技者表彰のプレーヤー表彰に選出されました。1492試合連続フルイニング出場の世界記録など現役時代の数々の記録が評価されたのですが、野球殿堂入りで阪神監督としての立場が盤石か、と言われれば違います。背番号6の永久欠番案がOBの猛反対で頓挫したように球団周辺の空気は一枚岩ではありません。周囲を黙らせ、将来への影響力を維持するには監督として最高の結果を出すしかありませんね。

■“最期”覚悟か…闘将・星野氏は愛弟子・鉄人に「あと2年や」

 鉄人が新たな勲章を得ましたね。金本監督が野球殿堂博物館で競技者表彰のプレーヤー表彰に選出されたのです。昨年で現役引退後5年が経過。阪神在籍選手では史上初となるノミネート即の野球殿堂入りとなったのです。過去には4人しかいなかった資格1年目での殿堂入り。阪神に在籍した選手では史上初の偉業となりました。

 「本当にこんな僕がいいのかな、という。年齢的にもまだ若いですし、貫禄も実績も大してないんですが、本当に恐縮する思いと感謝の気持ちとが交錯しております」

 表彰式で壇上に立った金本監督は恐縮して話していましたが、残してきた実績からすれば当然の受賞でしょう。91年のドラフト4位で広島に入団しました。その当時は体重78キロと線が細く、2歳上の野村や同世代の緒方(現広島監督)、江藤(巨人コーチ)、前田らの後塵(こうじん)を拝していましたね。そこから這(は)い上がるために自らウエートトレーニングを採り入れ、山本一義打撃コーチとの血のにじむような猛練習で一流選手に成長していきました。2002年オフにFAで阪神に移籍以降は03年、05年のリーグ優勝に大きく貢献しましたね。

 さらにケガをしても絶対に休まない強い体と精神力で1492試合連続フルイニング出場という世界記録を樹立。今回の殿堂入りでも、そこの部分が大きく評価されたはずです。金本監督も「そこを評価していただいたことは嬉しく思います」と話しました。

 昨年の12月1日、大阪市内のホテルで行われた星野仙一さん(1月4日に享年70歳で逝去)の殿堂入りパーティーに出席したばかりでした。金本監督は「去年、星野さんが選ばれて本当、入れ替わるように私が選ばれまして。“選ばれました”という報告がしたかったですね」とも感慨深そうに話していましたね。

背番号6永久欠番プランも座礁…まだ金本監督で一枚岩にならぬ現状

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