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来阪外国人客、初の1千万人超え、消費額も初の1兆円超え 全訪日者の3人に1人が大阪に 

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来阪外国人客、初の1千万人超え、消費額も初の1兆円超え 全訪日者の3人に1人が大阪に 

大阪府のインバウンド推移 大阪府のインバウンド推移

 平成29年に大阪府を訪れた訪日外国人客(インバウンド)数が1100万人、消費額も1兆1731億円になったことが16日、分かった。大阪観光局によると、訪日客1千万人、消費額1兆円超えは統計開始後初。物価の割安感や関西国際空港での格安航空会社(LCC)の便数増が背景にあるとみられる。国内全体では2869万人で、3人に1人以上が大阪を訪れたことになる。

 一方、国内全体での消費額は初めて4兆円を突破。政府は32年までに4千万人に引き上げる狙いで、牽引(けんいん)役としての大阪に期待がかかる。

 来阪した訪日客数は東日本大震災が発生した23年に158万人だったが、関空でのLCC専用ターミナル設置や政府による査証(ビザ)発給要件の緩和などを受け、中国や韓国、台湾を中心に急増。米クレジットカード大手が昨年発表した「世界渡航先ランキング」でも、大阪への渡航者数(2009~16年)の年平均増加率は24%で世界132都市中トップだった。

 大阪観光局が関空での調査を基に算出した訪日客の総消費額は、平成26年の2661億円が29年には推計で約4倍の1兆1731億円に達した。

 京都などへのアクセスの良さや関西グルメの人気、府内での公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」環境の拡充などが要因とみられる。

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