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フグが“身近な食材”に 大阪で来春から規制緩和、専門店でなくても提供可能に

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フグが“身近な食材”に 大阪で来春から規制緩和、専門店でなくても提供可能に

黒門市場で売られているフグ=昨年12月28日午後、大阪市中央区 (安元雄太撮影) 黒門市場で売られているフグ=昨年12月28日午後、大阪市中央区 (安元雄太撮影)

 冬の味覚・フグの消費量が日本一といわれる大阪府で今春、フグ提供に関する規制が緩和される。調理・販売などに許可制を取る大阪府の条例が改正されるためで、肝などの有毒部位を処理すれば、許可を得た専門店ではない一般の飲食店で、てっさやてっちりの食材としての提供が可能になる。居酒屋や回転すしに並ぶことも想定され、“高級食材”が身近に。市場拡大が期待され、業界関係者も「大阪のフグ文化が広がる」と注目している。(有年由貴子)

他地域より厳しい大阪の規制

 強い毒性のあるフグの提供は、食品衛生法で原則禁止とされ、実態としては都道府県ごとに条例を定めるなどして規制している。大阪府では、飲食店やスーパーで食材としてフグを提供する場合、肝や卵巣などの有毒部位の除去処理のほか、処理したフグの調理や加工、販売にも許可が必要。フグの取り扱いの講習を受けた登録者を1人置かなければならず、こうした規制には「他地域と比べ厳しい」(大阪府市の有識者会議)との指摘もある。

 ただ、通信販売でフグの切り身などが手軽に入手できるようになっている現状などを踏まえ、大阪府は平成30年4月に規制を緩和した改正条例を施行することにした。改正条例によると、有毒部位の除去やヒレの切り離しなどの処理には許可を求めるものの、処理された切り身などの調理、加工、販売の許可制を廃止。講習を受けた登録者の配置も求めない。

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