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【関西の議論】「伊賀の森友問題」に揺れる“忍者の里”…市が議員の仲介で借りた土地に「19年で8千万円」の賃料 

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【関西の議論】
「伊賀の森友問題」に揺れる“忍者の里”…市が議員の仲介で借りた土地に「19年で8千万円」の賃料 

市が土地を借りて新たに設置した近鉄伊賀神戸駅近くのバス待機場。土地の賃借契約が市議会で問題視されている=平成29年12月20日、三重県伊賀市 市が土地を借りて新たに設置した近鉄伊賀神戸駅近くのバス待機場。土地の賃借契約が市議会で問題視されている=平成29年12月20日、三重県伊賀市

 ただ工業団地は約20年前からあり、なぜこの時期にバス転回場の要望が出てきたのかを疑問視する関係者もいる。

 一方、市議は本紙の取材にこう答えている。まず土地取引の経緯については、「橋渡しをしたのは確かだが、市の方から用地を借りたいと頼まれてのこと。(こちらから市に)借りてほしいという働きかけはしていない」と説明。また、「事前に土地の転用許可を取っているが、(妻が役員の)会社は市がバス転回場として借りることを知っていたのか」という疑問には、「(将来)農地から他の用途へ転用しやすいように行政書士の指導でバス駐機スペースとして申請しただけ」と答えた。

必要性に「?」

 ところで、バス転回場は本当に必要だったのか。先の公明市議は「実は27年以降、バス転回場の必要性はぐんと薄れている」と指摘する。駅前に入るための大きな道路と橋が27年3月に完成し、ロータリーは以前のように混雑しなくなったというのだ。

 記者が昨年12月の平日午前7時半から8時半までの通勤時間帯に同駅前を確認したところ、ロータリー内に同時に入る乗用車は多くて2、3台。バスが1台停車していたが、数台停車していたとしても混雑するほどではない。

 一方、同時間帯にバス転回場を利用したのは大型バスとマイクロバスの2台だけで、どちらかがいた時間は計1時間足らず。ロータリーでも十分対応できそうだった。

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