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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】闘将・星野流「若虎“虎穴”倉敷」獅子の子を超える計画とは

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
闘将・星野流「若虎“虎穴”倉敷」獅子の子を超える計画とは

胴上げされる阪神・星野仙一監督、18年ぶりの優勝に、選手らの喜びが爆発した(2003年9月15日) 胴上げされる阪神・星野仙一監督、18年ぶりの優勝に、選手らの喜びが爆発した(2003年9月15日)

 仙さんは阪神監督退任後も11年の楽天監督就任まで7年間、阪神のオーナー付きシニアディレクターとしてタイガースに在籍していましたね。側面からチーム運営のバックアップを行っていたのですが、さまざまな改革プランの提案の中に2軍改革の提唱もありました。それは2軍が94年開場からメインで使用している西宮鳴尾浜の「タイガーデン」から他の球場へウエスタン・リーグの試合を移すというものでした。具体的には生まれ故郷の倉敷マスカット・スタジアムにウエスタン複数試合を持って行き、若虎をマスカット・スタジアムで鍛えるというものだったのです。

 狙いのひとつは若虎への精神的な刺激でした。闘将は鳴尾浜は甲子園球場と近く、環境的に恵まれ過ぎている? と見ていました。阪神は人気球団ですから2軍選手への周囲からの援助も多く、野球用具の無料提供など待遇面でも他球団が羨むほどです。その結果、2軍選手は現状維持で満足し、どうしても1軍に昇格して戦う…というハングリー精神が欠落してしまう部分があるのです。

 倉敷マスカットに練習拠点を移すことで、2軍の選手たちはウカウカしていたら地方に置き忘れられる…という危機感が芽生えるかもしれません。大阪や西宮の熱狂的な阪神ファンやタニマチから隔離することで夜の誘いも少なくなり、野球に集中できるようになりますね。

 例えば広島カープは山口県岩国市の由宇練習場で2軍を鍛えていますね。周りを山に囲まれた陸の孤島? と言えば言い過ぎでしょうか。野球に集中せざるを得ない環境も手伝って、若手がスクスクと育ちます。倉敷マスカットはそこまでではありませんが、それでも鳴尾浜よりも野球に集中できる環境かもしれませんね。

 もうひとつの狙いは2軍の主催試合による興行収入の獲得です。

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