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【脳を知る】脂質異常症 血液検査ですぐ診断 治療は生活習慣の改善から

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【脳を知る】
脂質異常症 血液検査ですぐ診断 治療は生活習慣の改善から

コレステロールや中性脂肪を減らすには、適度な運動とバランスのとれた食事を コレステロールや中性脂肪を減らすには、適度な運動とバランスのとれた食事を

 食事療法としては、コレステロールの多い食品(卵黄、魚卵、レバー、ラード、鶏皮、ベーコン、バター、洋菓子、アイスクリームなど)を控えること、そしてコレステロールの吸収を抑える食物繊維、悪玉コレステロールの数値を低下させる作用のある食品(オリーブオイル、なたね油、ゴマ油、大豆油、青魚、緑黄色野菜、大豆製品など)をほどよく摂取することです。取り過ぎは要注意で、何よりもバランスの良い食事が重要です。

 また運動療法は1日30分程度の有酸素運動を行うことが理想的です。食事や運動療法を行っても改善しない場合は薬物療法が必要になります。また、心筋梗塞や脳梗塞になってしまった人では、動脈硬化の進行を防ぐために薬物療法は発症後すぐに必要です。

 脂質異常症には特に症状がないため、知らないうちに動脈硬化が進行してしまっている場合があります。脂質異常症を予防、治療するためには、まずは自分に向き合い、生活習慣を改めましょう。

 (県立医科大学 脳神経外科 講師 八子理恵)

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