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【歌劇な人々】OSK・宝塚・劇団四季 日本が誇るオリジナルの歌劇団の「海外戦略」

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【歌劇な人々】
OSK・宝塚・劇団四季 日本が誇るオリジナルの歌劇団の「海外戦略」

OSK日本歌劇団の訪日観光客向け公演「REVUE JAPAN GEISHA & SAMURAI」の一場面 OSK日本歌劇団の訪日観光客向け公演「REVUE JAPAN GEISHA & SAMURAI」の一場面

 OSKの山口能孝社長は「日本の美を感じていただける公演。ニーズに応える力がOSKにはあると思っています」。昨年、95周年を終え、劇団は100周年へ向かう。「公演を続けていくことで認知度が上がる。東京五輪で日本が注目される中、OSKもステップアップを」と話す。

 JTB西日本インバウンド事業部の森脇和也部長によると、LCCの拡大により関西にはアジアの短期滞在者やリピーターが増え、「モノ」よりも「コト」への消費ニーズが高まっている。が、その一方で、旅行消費額中の娯楽サービスへの支出は3%という。

 「需要はあるが消費先がない状態。が、トライアル公演を見て、歌劇は万人の心に響くと確信しました。定期公演を成功させ、成功体験もとにより展開を」と森脇部長。チケットはJTB西日本運営の関西ツーリストインフォメーションセンターほかで取り扱っている。

今年も台湾公演 気軽に公演楽しめるライブビューイングを欧州でも-宝塚

 一方、100周年の勢いをそのままに好調を続ける創立104年の宝塚歌劇団は、アジアマーケットに力を入れ、秋には3度目の台湾公演が控える。

 同劇団の各担当部署によると、これまでの海外公演は欧州や北米地域が多く、自国の要請もしくは開催国から招聘され、文化交流の一環として支援を受ける形で実施してきた。だが、2013年の第1回台湾公演は、東日本大震災で多額の義援金を寄せてくれた台湾への感謝を目的に、通常の公演同様、主催者としてリスクを伴う形で実施し、大成功を収めた。

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