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茶のしずく訴訟、7月判決 福岡、企業の法的責任焦点

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茶のしずく訴訟、7月判決 福岡、企業の法的責任焦点

 「茶のしずく石けん」の旧製品を使い、小麦アレルギーを発症したとして、福岡県などの約160人が製造物責任法(PL法)に基づき、販売会社「悠香」(同県)など3社に1人当たり1500万円の損害賠償を求めた訴訟は12日、福岡地裁(岡田健裁判長)で結審した。判決は7月18日。

 弁護団によると、全国28の裁判所で同種訴訟が起こされ、金銭を支払うことで順次和解が成立している。だが3社は製造・販売した法的責任を認めておらず、地裁の判断が注目される。

 悠香のほか2社は、製造したフェニックス(奈良県御所市)と、旧製品に含まれていた小麦由来成分を作った片山化学工業研究所(大阪市)。

 訴訟で、原告側は「アレルギーによって呼吸困難などのアナフィラキシーショックを伴う原告もおり、製品の欠陥は明らかだ。生活に大きな支障も出ている」と訴えた。業者側は「販売時の科学的知見ではアレルギー症状が起きるとは認識できなかった」と主張している。

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