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【とん堀幻視行(1)】司馬さんも見つめた「太陽の庭」 大坂城公園から

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【とん堀幻視行(1)】
司馬さんも見つめた「太陽の庭」 大坂城公園から

上町台地に建てられた大阪城。古代、台地の西側(写真正面)では、海の民が暮らしていた。いま、「ミナミ」と呼ばれている(本社ヘリから、門井聡撮影) 上町台地に建てられた大阪城。古代、台地の西側(写真正面)では、海の民が暮らしていた。いま、「ミナミ」と呼ばれている(本社ヘリから、門井聡撮影)

 だが蓮如は地政学的な勝地(しょうち)であることを見抜き、やがて巨大な伽藍(がらん)が建てられた。石山本願寺である。周囲には5千軒もの寺内町が形成され、いくつもの堀がうがたれ、やがて「なにわ」の中心地となった。

 --駅舎から大阪城方面を眺めた。「西の太陽」は傾きながら、幾条ものあかい光を散らしていた。灰色のシルエットを浮かべたビル群のあたりが「なにわ」という地名の発祥地であり、いま「ミナミ」とも呼ばれている。網が打たれ、藻塩が焼かれた「太陽の庭」のほうに、ゆるりとおりていきたい。(随時掲載)

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 とん堀

 ミナミの中心地である道頓堀の愛称。近くには千日前や法善寺、心斎橋などの繁華街・飲食店街がある。

 福島敏雄・客員論説委員が「ミナミ」を歩き、この地の豊かな歴史や文化を紐解きます。

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