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【直球緩球】積水ハウス・阿部俊則社長「非住宅部門で1千億円目指す」

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【直球緩球】
積水ハウス・阿部俊則社長「非住宅部門で1千億円目指す」

積水ハウスの阿部俊則社長 積水ハウスの阿部俊則社長

 --業績は好調だ

 「メインの戸建て住宅は中高級に特化している。最近は建物だけで平均単価は3800万円。首都圏だけでみれば6千万円に達する。都心部にはまだまだ、建て替えるべき建物がたくさんあり市場拡大の余地がある。『住』に基軸を置いた成長戦略を続けたい」

 --リフォームは

 「これから伸びていく分野だ。当社は自社建築の戸建て、『シャーメゾン』など賃貸、それ以外の物件の3つの窓口を持っており、リフォームでは業界1位だ。一昨年は伸び悩んだが、円安株高で景気が良くなっており、今後強化したい」

 --住宅以外では

 「ホテル、オフィス、保育園など非住宅部門の売上高は現在、年間600億円規模。2、3年前は400億円だったが、インバウンド(訪日外国人)効果などで伸びてきた。将来は1千億円にしたい。当社の強みは、工場出荷材を使って工期を短縮できること、施工力が高く地域での人間関係が構築されていることだ」

 --海外展開を加速させているが米国はトランプ政権に変わってどうか。排外主義に懸念があったが

 「米国は今景気が良く、スピード感がある。円安株高になればビジネスはうまくいく。問題はない。昨年は米住宅会社を買収し、個人向け住宅販売に参入した。カリフォルニア州では2020年までに新築の戸建て住宅を『ZEH(ゼッチ)』(ゼロエネルギー住宅)にする制度をつくる方針があり、当社の技術を生かせると思う」

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