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ハンドボール用ゴール下敷き死事故1年 ゴール点検呼び掛ける日に

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ハンドボール用ゴール下敷き死事故1年 ゴール点検呼び掛ける日に

 福岡県大川市の市立川口小学校校庭で男子児童が転倒したハンドボール用ゴールの下敷きとなり死亡した事故から13日で1年。風化させないようにと、1月13日をゴールが十分に固定されているか点検を広く呼び掛ける日とし、啓発活動を進める動きが出ている。

 活動するのは、子供の傷害事故の予防に取り組むNPO法人「セーフキッズジャパン」。平成16年1月の同じ日にも静岡市の中学校でサッカーゴールが倒れ男子生徒が亡くなったこともあり、「サッカーゴールなど固定チェックの日」と定めることにした。

 同日から2月13日まで、学校やスポーツ団体などの関係者からゴールが固定されているか確認する様子を撮影した写真を募り、ホームページで公開する。大川市の遺族もこれらの取り組みに賛同しているという。

 セーフキッズジャパンなどによると、ゴールは前面に重量が集中する不安定な構造。固定するには硬い土にハンマーでくいを打ち込むといった数人がかりの作業になるが、設置場所を移す中で十分に固定されないケースもあるという。

 大川市の事故では男児がゴール上部にぶら下がった直後に倒れた。金属製の留め具などが外れており、福岡県警が業務上過失致死容疑で調べている。

 大川市内の小中学校では12日、安全について考える集会などを開いた。事故が起きたのとは別の三又小学校では、全校児童約160人が亡くなった男児に黙とうをささげた後、校舎内外で見つけた危険箇所を発表し、注意を呼び掛けた。

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