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【平昌五輪~フィギュアのDNA(下)】宮原、坂本、本田…関西勢の躍進支える2人の「名伯楽」 個性生かす指導、花開くか

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【平昌五輪~フィギュアのDNA(下)】
宮原、坂本、本田…関西勢の躍進支える2人の「名伯楽」 個性生かす指導、花開くか

全日本選手権でフリーの演技を終えた宮原知子選手を抱きしめる浜田美栄コーチ 全日本選手権でフリーの演技を終えた宮原知子選手を抱きしめる浜田美栄コーチ

「フィギュアは氷の上でしか技術を磨けない」練習場求めて苦労の日々も

 2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート女子代表となった関西大2年の宮原知子=さとこ=(19)と、神戸野田高2年の坂本花織(17)。2人はそれぞれ浜田美栄(58)、中野園子(65)という現在の日本フィギュア界でトップクラスのコーチから指導を受けている。実は、浜田と中野には共通項が多い。

 ともに選手としては、五輪などの華やかな舞台には立っていない。だからこそ「教え子に頂点を極めてほしい」と指導に情熱を傾けた。

 しかし指導者人生は順風ではなく、練習拠点を失うなど苦難の連続だった。

 浜田は同志社大学在学中に京都府スケート連盟会長の薦めで米国に留学し、本場のスケートを勉強。帰国後にコーチの道を歩み始めたが、最初は、才能ある子はなかなか集まらなかった。

 指導者2年目のときには前日まで営業していた京都市内のリンクがいきなり閉鎖。昭和58年に京都・伏見に開館した「京都醍醐スケート」に腰を据えたが、ここも老朽化で平成17年に閉館してしまう。

 20人以上の生徒を連れて練習場所を求め、隣県のリンクへ遠征した。当時は安藤美姫や浅田真央らによるフィギュア人気が高まっていたが、「それどころではなかった」(浜田)。それでも別の教室に移ったり、浜田の下を去ったりする者はいなかった。

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