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【関西の議論】「あいつらの会社は何でつぶれない」自虐&本音満載フリーペーパーが人気…大津北商工会の逆張り戦略

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【関西の議論】
「あいつらの会社は何でつぶれない」自虐&本音満載フリーペーパーが人気…大津北商工会の逆張り戦略

個性的なフリーペーパーを製作した大津北商工会議所の青年部のメンバーら=大津市 個性的なフリーペーパーを製作した大津北商工会議所の青年部のメンバーら=大津市

 有志が集まり、フリーペーパーづくりが始まった。だが、誰も経験がなくノウハウはない。「普通につくっても面白くない。とにかく目を引くものをつくろう」。そこで商品や店の宣伝はあと回しにし、キャッチコピーにこだわることにした。

 「指たて百回は余裕、鋼の整体術師」。これはマッサージに必要な「指の強さ」をPRした整体院のコピー。業務とは無関係の事業主のPRも考えた。ある保険代理店は、辛い食べ物が大好物で食べた翌日はお尻の穴が痛むとの自己紹介とともに「バックファイヤー」とのキャッチフレーズを。「いかつい顔して恋のキューピッド」というのは掛け軸の修復店だ。

 商工会の内部からは「ふざけすぎ」「やめた方がええんちゃう」と非難もあったが、それでも押し通し、企画から約2年後の平成27年に「ちょっとペッパー創刊号」という名で発刊。地域のコンビニや銀行に置いてもらうと、すぐに反響があった。

 「見たで。めっちゃおもろいやん」「店長そんな一面があったんや」-。常連客とも会話が弾むようになった。「次のやつ(フリーペーパー)はいつ持ってきてくれるん?」という店主もおり、話題作りは成功。店からは「顧客との繋がりの重要性を再認識した」との声が聞かれた。

 これが、「新規顧客の獲得を目的とはせず、既存の顧客と仲良くなることを目的としている」と評価され、フリーペーパー大賞での受賞につながった。

あえて逆張り戦略

 28年発刊の第2号では、27事業者が参加し「地元活性化総選挙」と題した企画を実施。「電気の原理を使ったマジックショーをやります」(電気工事店)、「店頭をフリードリンクのあるカフェにします」(水道・ガス工事店)など各事業者が公約を掲げ、興味をもった公約に投票してもらった。

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