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【香川・鳥インフル】「対策打ってきたのに」 風評被害の懸念も

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【香川・鳥インフル】
「対策打ってきたのに」 風評被害の懸念も

 香川県さぬき市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認され、殺処分のため防護服姿で準備をする県職員ら=11日午後10時22分  香川県さぬき市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認され、殺処分のため防護服姿で準備をする県職員ら=11日午後10時22分

 四国で初めて病原性鳥インフルエンザが発生した香川県は、採卵鶏やブロイラーの飼育数が推計約700万羽に上る「養鶏県」として知られる。衛生対策を徹底するなど「打てる手は打ってきた」(関係者)が、ウイルス感染が確定し、風評被害への懸念も募る。

 香川県は以前から鳥インフルエンザを大きなリスクとして認識。担当者は「他県で発生した際にも消毒液を養鶏農家に配布し、定期的に立ち入り検査をしてコミュニケーションを密にしてきた」と説明する。

 県種鶏ふ卵協会によると、養鶏農家は冬を中心に養鶏場の入り口や鶏舎の周りに石灰をまき、野鳥のふんの菌を死滅させる対策を実施。関係者以外は鶏舎に立ち入らせず、内外で長靴を履き替えるなど、衛生面での対策を進めてきた。にもかかわらず発生が疑われる事態になり、新延修会長は「今後どうなるのか」と不安を訴えていた。

 発生現場となった養鶏場がある同県さぬき市。別の養鶏農家の男性は、遺伝子検査の結果判明前の段階で「発生したら大変なのはお互いさまだけど、既に一部の取引先から納品を断られ始めた」と肩を落としていた。

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