産経WEST

強制わいせつ罪に問われた男性に無罪 大阪地裁堺支部

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


強制わいせつ罪に問われた男性に無罪 大阪地裁堺支部

 大阪市内の銭湯で、男子中学生の下半身を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた同市立中教諭、斎藤剛志被告(28)=起訴休職中=の判決公判が11日、大阪地裁堺支部で開かれ、武田義徳裁判長は無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

 武田裁判長は判決理由で、男子生徒が12枚の写真から犯人を選ぶ「写真面割り」で、斎藤教諭について「犯人と似ている」と説明したのが事件発生から約4カ月後だった点を指摘。「記憶が減退、変容した可能性を否定できない」と述べた。銭湯の脱衣所の防犯カメラに、生徒が説明する犯人像と矛盾しない人物が複数人写っていたことも踏まえ、「被告を犯人と認めるには、合理的な疑いが残る」と結論づけた。

 斎藤教諭は平成28年11月に大阪府警に逮捕されてから一貫して無罪を主張していた。斎藤教諭は判決後、「正当な判決が下されてよかった。被害者のために、真犯人を一刻も早く捕まえてもらいたい」と話した。大阪地検堺支部の木村泰昌支部長は「判決内容を精査し、適切に対応したい」とコメントした。

「産経WEST」のランキング