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三重県警警部補、GPSを他も使用 三重県警が減給

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三重県警警部補、GPSを他も使用 三重県警が減給

 三重県警捜査3課の男性警部補(43)が昨年4月、最高裁が違法と判断した後に、上司の命令に反して衛星利用測位システム(GPS)端末を窃盗事件の容疑者車両に取り付けていた問題で、県警は11日、警部補を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 県警によると、警部補は昨年8~10月ごろ、同県鈴鹿市内で別の捜査対象者の車にも、複数回にわたり端末を取り付けていたことが判明。「大変なことをしてしまった」と反省しているという。

 県警は同日、警部補の指導が不十分だったとして、捜査3課長を本部長注意、同課次長と調査官をそれぞれ所属長注意、所属長訓戒とした。

 警部補は、高級車窃盗事件の捜査中、同県四日市市内で発見した容疑者の車にGPS端末を取り付け、何度か位置情報を確認していたことが昨年12月に発覚。県警の調査に対し「他にも複数回使った」と話していた。

 中谷佳人首席監察官は「警察の信頼を失墜させたことは誠に遺憾で、信頼回復に努めたい」と話している。

 最高裁が昨年3月、令状のないGPS捜査は違法と判断したことを受け、警察庁が全国の警察に使用を控えるよう通達を出して以降、初の不適正なGPS捜査発覚だった。

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