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【平昌五輪~フィギュアのDNA(中)】「種」受け継いだ関大 トップ選手輩出続く 高水準アリーナ、裏方の努力も

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【平昌五輪~フィギュアのDNA(中)】
「種」受け継いだ関大 トップ選手輩出続く 高水準アリーナ、裏方の努力も

関西大学が輩出した近年の五輪出場選手 関西大学が輩出した近年の五輪出場選手

 建物の壁面に巨大な写真が掲げられている。高橋大輔、織田信成、町田樹(たつき)、そして浅田真央のコーチとして知られる佐藤信夫、妻の久美子(旧姓・大川)。いずれも五輪出場経験がある名選手の現役時代の写真だが、そこに2年前、新たに1枚が加わった。

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪への出場を決め、メダル獲得を目指す日本のエース、関西大2年、宮原知子(さとこ)だ。ピンク色のドレスで氷上を舞う姿は華麗さと力強さを伝える。

 JR高槻駅(大阪府高槻市)から、車で約20分の山あいにある関西大学たかつきアイスアリーナ。国際競技規格を満たす、この場所は10年近くにわたり日本のトップ選手を育て、輩出している。

 裏方も全力サポート

 女子フィギュアスケートの次代を担う本田真凜(まりん)、白岩優奈らも練習拠点に置くアリーナでは連日、写真に収められた関大出身・在学生を目指す小中学生らが厳しい練習を積んでいる。

 「フィギュアなら軟らかめに。機械で氷温を微調整するんです」。高水準のアリーナの管理に詳しい関大事務局の御崎基(みさきもとし)(56)はそう明かす。フィギュアの男子選手がジャンプ練習をした後には穴が開くこともめずらしくないとされるが、練習の間などを見計らって製氷車をリンクに投入し、厚さ約8センチを保ち続けている。

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