産経WEST

高齢者5人死亡の施設火災、元代表に禁錮2年求刑 長崎地裁

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


高齢者5人死亡の施設火災、元代表に禁錮2年求刑 長崎地裁

 長崎市の認知症グループホーム施設で平成25年、高齢の入所者5人が死亡した火災で、業務上過失致死傷の罪に問われた運営会社「アイ・エル・エス」(同市)の元代表枡屋幸子被告(66)の公判が11日、長崎地裁(小松本卓裁判長)で開かれ、検察側は禁錮2年を求刑した。

 被告は起訴内容を認めており、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は2月1日。

 論告で検察側は、防火意識が不十分でスプリンクラーの設置や夜勤者の増員などの対策を怠ったと指摘。「5人の尊い命が失われ、被告の刑事責任は重い」と述べた。 弁護側は最終弁論で、被告が反省し、遺族との示談が成立していることを挙げ、寛大な判決を求めた。

 起訴状によると、火災は25年2月8日夜に発生。スプリンクラーを設置せずに入所者の安全確保を怠り、煙を充満させて当時77~90歳の女性5人を一酸化炭素(CO)中毒などで死亡させ、ほか5人にけがを負わせたとしている。

「産経WEST」のランキング