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火災や煙の恐ろしさ体感 兵庫・加古川の幼稚園で消防訓練

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火災や煙の恐ろしさ体感 兵庫・加古川の幼稚園で消防訓練

 17日で阪神大震災から23年になるのを前に、兵庫県加古川市立平岡東幼稚園(同市平岡町土山)で10日、煙からの避難を想定した消防訓練が行われた。園児ら約90人が参加し、煙の中での避難の難しさを体感した。

 震災では火災による被害が相次いだことから、火災の恐ろしさを体験してもらうとともに、非常時の対応を身につけてもらおうと、加古川市東消防署が実施した。訓練用の発煙装置を使用し、同園の教室に煙を充満させ、火災時の様子を再現した。

 園児らは視界がふさがれる中、5人1組で教室に入り、ハンカチや手で口を覆いながら、誘導灯を目印に屋外へと避難した。また園庭では、職員による消火器を使った訓練も行われ、火災時の対応を確認した。

 同園の高橋悠真君(6)は「煙で前が見えなくて怖かった。火事になったら大きな声で知らせて、みんなで一緒に逃げたい」と真剣な表情で振り返った。

 訓練を担当した同署の道上力消防司令は「園児らが学んだ火災や煙の怖さを家族に伝えることで、それぞれの家庭が火災予防を考えるきっかけになれば」と話していた。

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