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夫殺害の82歳妻に猶予判決 京都地裁「暴力振るわれ、逃れるため」と認定

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夫殺害の82歳妻に猶予判決 京都地裁「暴力振るわれ、逃れるため」と認定

 京都府福知山市で昨年2月、夫=当時(87)=を殺害したとして、殺人罪に問われた無職、萩原定代被告(82)の裁判員裁判の判決公判で、京都地裁は10日、「鬱病(うつびょう)が重症化しているのに夫から暴力を振るわれ、逃れるために衝動的に殺害に至った動機は同情に値する」として、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役6年)を言い渡した。

 中川綾子裁判長は、被告について「自殺未遂を起こすほどだったが、周囲の支援を得られず状況が改善する見込みがなかった」と指摘した。

 判決によると、萩原被告は平成29年2月4日午前7時15分ごろ、福知山市の自宅で生活の現状や将来を悲観し、口論になった夫の勇さんの首に電源コードを巻き付け、殺害した。

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