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【わろてんかの舞台裏(8)】鋭いご意見に「ヒヤッ」…洗濯板の使い方は“裏設定”だった

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【わろてんかの舞台裏(8)】
鋭いご意見に「ヒヤッ」…洗濯板の使い方は“裏設定”だった

本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます! 本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます!

 あけましておめでとうございます。旧年中はご声援をいただきありがとうございました。

 新年最初は、視聴者の皆さんからいただいた声をご紹介します。NHKには数多くのご質問やご意見が寄せられ、その中に『わろてんか』についての声もあります。多くは「あの役者さんは誰?」「劇中で流れていた曲は何?」といったものですが、時に鋭いご意見があって、「もしかして、われわれは間違っていたの?」とヒヤっとすることも度々です。

 たとえば、ヒロインてん(葵わかな)が藤吉(松坂桃李)と駆け落ちして北村屋で下働きしていたとき(第4週)、てんが洗濯板で洗濯をする場面がありました。視聴者の方から「洗濯板の上下が逆ではないか? 板の溝に洗濯液がたまるような向きにするべき」というご指摘がありました。担当の助監督と小道具さんに聞いてみると、「大店(おおだな)のお嬢さまのてんは今まで洗濯したことがないという裏設定を考えました。さらに、このあと彼女は指から血を流してしまうので、溝が尖った向きになるよう通常とは逆向きで洗濯板を使いました」という答え。つまり、洗濯をしたこともなかったお嬢さんが、見よう見まねで指をすりむいてしまうというストーリーをスタッフなりに思い描いた結果だったわけです。もちろん正しい洗濯板の使い方ではありませんが、物語上は正しいやり方だったのではないかと思います。

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