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【世界を読む】「私、失敗しないので」女性医師のレベルの高さ証明、日本人の論文が世界3位に

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【世界を読む】
「私、失敗しないので」女性医師のレベルの高さ証明、日本人の論文が世界3位に

津川友介氏 津川友介氏

 その後、1997年には貧困削減政策を始めたメキシコが「政権によって教育への取り組みが変わるのはよくない」とEBPMによる教育政策を導入。2001年には財政難を抱える米国で、当時のブッシュ大統領が施策に科学的な根拠がなければ教育予算をつけないと表明した。今では、データ解析から根拠を作るまでの作業の多くは研究者が担い、政策立案は行政が行うという役割分担が世界的な潮流となっている。

 日本でも、文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に実施した「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の集計データの研究利用を今年度から解禁、研究成果を教育施策に反映させようとしている。ほかの省庁でも、内閣府が「EBPM推進委員会」の初会合を昨年8月に開催、総務省や財務省などでも導入に向けた機運が高まっている。

 津川氏は「今後は日本の増加する社会保障費の問題解決にも取り組みたい」と次の研究目標に向かって走り出している。

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