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【直球緩球】次期新幹線、試験車完成 JR東海・柘植康英社長

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【直球緩球】
次期新幹線、試験車完成 JR東海・柘植康英社長

合同インタビューをうけるJR東海の柘植康英社長=名古屋市 合同インタビューをうけるJR東海の柘植康英社長=名古屋市

--今年の経営課題は

 「昨年は災害や事故による運行遅れや見合わせでお客さまにご迷惑をおかけした。安全で安定した輸送の提供に一段と力を入れなければならない。一方、日本経済は大変好調で、出張や観光需要で新幹線運行本数は前年度を上回るペースだ。今年も需要に合わせた列車本数設定で収益を拡大していく。3月には平成32年度に量産投入する次期新幹線『N700S』の確認試験車が完成する」

--リニア中央新幹線工事で、入札談合事件の捜査による工期見直しはあるか

 「捜査の進展を見守る。2027(平成39)年の東京-名古屋開業目標にむけての工事は、最優先として進めていきたい。今年は南アルプス、品川駅、長野トンネルなどを着実に進める。長野トンネル工事では土砂崩落もあり、安全にはより一層留意したい」

--大阪延伸を45(平成57)年より8年前倒す考えを表明した

 「(大阪延伸を)最大8年前倒ししたい考えは変わっていない。財政投融資で3兆円お借りしたので、名古屋開業と連続して速やかに工事に着手する」

--JR西日本で新幹線の台車に亀裂が見つかるなど、新幹線の安全への信頼が揺らいでいる

 「日本の新幹線の安全に懸念があるのは事実で、大きな教訓とすべき事象だと認識している。車両、構造物、駅舎などハード中心に安全性を高めてきたが、原因がはっきりしてから、ハードと検査面でも対策を検討する」

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