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合格祈願の「滑り止め」お守り配布中止 微量の発がん性物質 JR西日本金沢支社

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合格祈願の「滑り止め」お守り配布中止 微量の発がん性物質 JR西日本金沢支社

 列車の滑り止め用の砂を使い、本格的な受験シーズンを前にJR西日本金沢支社が富山、石川、福井の北陸3県で配っていた合格祈願のお守りに、微量の発がん性物質が含まれていることが分かり、同支社は6日までに配布を中止した。

 同支社は「長期間、大量に吸引しなければ健康上の問題はないが、念のため安全性に最大限配慮した」とし、これまでに配布した分の回収はしない。

 同支社によると、お守りは山口県や島根県のJR山口線で蒸気機関車(SL)が急勾配を走る際の滑り止めとしてレールにまいている砂を利用。「すべらサンド」や「踏ん張り砂」などと名付け、神社で祈願した上で透明な袋に入れ、昨年は3県のJR14駅で受験生らに無料配布した。

 労働安全衛生法改正を受けた検査で昨年12月、発がん性がある「結晶性シリカ」が含まれていることが分かったという。

 同支社は、富山県内の北陸新幹線3駅などで別の砂を使ったお守りを12日から配布。「引き続きいろいろな方法で受験生を応援していきたい」としている。

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