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【春高バレー】市尼崎、作戦変更ピタリ 想定外の相手に序盤苦しむ

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【春高バレー】
市尼崎、作戦変更ピタリ 想定外の相手に序盤苦しむ

【市尼崎―水戸啓明】第1セット、スパイクを放つ市尼崎・西村駿佑⑥=5日、東京体育館(佐藤徳昭撮影) 【市尼崎―水戸啓明】第1セット、スパイクを放つ市尼崎・西村駿佑⑥=5日、東京体育館(佐藤徳昭撮影)

 第1セットの立ち上がり、市尼崎の主将でセッターの西畑は同級生のエース井上の調子が上がってこないことに気づいた。なかなかスパイクが決まらず、序盤、相手にリードを許してしまう。

 2回戦からの登場で、この日は初戦。対する水戸啓明は春高初出場ながら、1回戦で強豪・東福岡を破り、勢いに乗っている。西畑は馬場、西村の両アタッカーにトスを振り分け、悪い流れを断ち切ろうとした。

 作戦変更が当たり、点差を徐々に詰めてジュースに。最後は相手のミスにつけ込んでこのセットを31-29で奪い取った。

 「東福岡を想定して練習していたので、序盤は相手の攻撃に対応できなかったが、2セット目になり対応できるようになった」と井上。エースもようやく当たりを取り戻し、チームの持ち味である高いブロックや速攻がさえ、終わってみればストレート勝ち。試合巧者ぶりを発揮した。

 春高常連校の目標は高く、昨夏の高校総体で敗れた鎮西(熊本)へのリベンジも誓う。試合後、選手にげきを飛ばした藤原監督は「高校総体後に練習を積んできたレシーブ力を見せたら、このチームは勝ち進める」と語った。

        (佐々木正明)

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