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【衝撃事件の核心】検察VS裁判所―登校中児童ら6人負傷の事故、2度も無罪の理由は

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【衝撃事件の核心】
検察VS裁判所―登校中児童ら6人負傷の事故、2度も無罪の理由は

児童ら6人をはねた乗用車と大阪地検、大阪地裁 児童ら6人をはねた乗用車と大阪地検、大阪地裁

 罪を犯した人を正しく裁くためで、「そのためにも裁判官は検察側の意図を的確に捉えなければならない」とする。

 ただ、検察側については「有罪を取るために慎重に検討しなければいけなかった。差し戻しになると踏んでいたなら、ぜいたくだ」と甘さを指摘する。

 事実、1審判決でも「事故が運転上の過失により生じた可能性はあるが、検察官は他の過失を掲げていないから、他の過失を認定して有罪とできない」と言及していた。検察側は2審で、眠気の立証を尽くせば有罪に持ち込めるとの想定があったのだろうが、結果的には失敗だった。

 仮に高裁が指摘するように、適切に起訴して有罪になっていたとすれば、不憫(ふびん)なのは被害者とその家族である。

 大阪高検は昨年12月、上告を断念すると発表。女性の無罪が確定した。

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