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【仕事始め】新年の誓いは…大阪府・市は万博誘致・都構想に意欲、JR西は反省の弁

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【仕事始め】
新年の誓いは…大阪府・市は万博誘致・都構想に意欲、JR西は反省の弁

府議会議場で年頭あいさつを行う松井一郎・大阪府知事 =4日午前、大阪市中央区の大阪府庁(永田直也撮影) 府議会議場で年頭あいさつを行う松井一郎・大阪府知事 =4日午前、大阪市中央区の大阪府庁(永田直也撮影)

 官公庁や企業の多くが4日、仕事始めを迎えた。年頭のあいさつや訓示では、万博誘致の成否が決まる大阪府や大都市制度の議論が正念場を迎える大阪市でトップが意気込みをみせた一方、昨年12月に新幹線の台車で亀裂が見つかったJR西日本では「極めて大きな危機に直面」と反省の弁が聞かれた。

 大阪府の松井一郎知事は府議会議場で、幹部職員ら約330人を前に年頭のあいさつ。2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致について、開催地選挙が行われる11月の博覧会国際事務局(BIE)総会に向けて「国、経済界とオールジャパンで誘致を勝ち取りたい」と述べた。

 松井知事は、「秋には住民のみなさんに判断を仰ぎたい」と住民投票を念頭に大阪都構想の実現にあらためて意欲を見せ、職員には「強い決意とスピード感を持って、私と駆け抜けていただきたい」と呼びかけた。

 大阪市の吉村洋文市長も年頭あいさつで、「今年は万博の開催地決定、特別区(大阪都構想)の住民投票など非常に大きな挑戦の年になると思っている」と言及。特別区や総合区などの大都市制度改革は「大阪の成長に必要だ」とあらためて強調し、「最終的に市民のみなさんにご判断いただきたい」と語った。

 一方、昨年12月に博多発東京行きのぞみ34号の台車で亀裂が見つかり、運輸安全委員会が新幹線で初の重大インシデントと認定したJR西日本。来(き)島(じま)達夫社長は大阪市北区の本社で年頭の訓示を行い、「お客さまのかけがえのない命を預かる鉄道事業者として極めて大きな危機に直面している」と述べた。

 今回のトラブルを「安全な走行を脅かす状態を発見できずに運行を継続させたことは極めて重大な問題」とし、「判断に迷ったときは最も安全な行動をとらなければならない、という基本的な約束事さえ守れなかった」と振り返った。

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