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【草津の店主暴行死】モンスター・クレーマー、放火や恐喝事件も 流通・サービス業の7割が被害

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【草津の店主暴行死】
モンスター・クレーマー、放火や恐喝事件も 流通・サービス業の7割が被害

糸岡さんが暴行を受け死亡した居酒屋=30日、滋賀県草津市 糸岡さんが暴行を受け死亡した居酒屋=30日、滋賀県草津市

 悪質な客による店への苦情をめぐるトラブルは後を絶たない。苦情がエスカレートする客は「モンスター・クレーマー」と呼ばれ、犯罪に至ったケースもある。企業の労働組合で作るUAゼンセンは、流通・サービス業で悪質なクレームを受けた従業員は約7割に上るとして、厚生労働省に対策を求めている。

 大阪市中央区の大丸心斎橋店で平成20年、高級婦人服を購入した女が「イタリアブランドなのに、なんで中国製なんだ」などとクレームをつけ、トイレや婦人服売り場など3カ所に放火した事件が発生。数日前から執拗(しつよう)に商品の返金を求めていたといい、大阪地裁は現住建造物等放火などの罪で有罪判決を言い渡した。

 愛知県では、クリーニングに出したシルクシャツの仕上がりに「風合いが悪い」などとクレームを付け、100万円の弁償を求めた母親と息子が同年、恐喝容疑で逮捕された。弁償を拒否したクリーニング取次店を、親子は「今後の代金を一生ただにしろ」と脅迫して3年近くにわたって、約300回分計187万円の代金の支払いを免れていたという。

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