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【華麗なる宝塚】愛月ひかる「不滅の棘」 自己中な「俺様」役、“やり過ぎない格好良さ”、「引き算の芝居覚え、成長したい」

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【華麗なる宝塚】
愛月ひかる「不滅の棘」 自己中な「俺様」役、“やり過ぎない格好良さ”、「引き算の芝居覚え、成長したい」

「不滅の棘」の主演を務める愛月ひかる=兵庫県宝塚市(渡辺恭晃撮影) 「不滅の棘」の主演を務める愛月ひかる=兵庫県宝塚市(渡辺恭晃撮影)

 宝塚歌劇団宙(そら)組の男役スター、愛月(あいづき)ひかる主演「不滅の棘(とげ)」(脚本・演出、木村信司氏)が来年1月に大阪と東京で上演される。チェコの作家の戯曲「マクロプロス事件」をもとに、平成15年に初演された話題作の再演。主演で初東上する愛月は「東京公演主演は1つの目標でした。このタイミングで、この作品でできて、本当にうれしい」と話す。(橋本奈実)

 真っ白なスーツに身を包んだ愛月は「この作品に合わせてです」とほほ笑む。平成15年、元花組トップ、春野寿美礼(はるの・すみれ)主演で初演。白色で統一された衣装や舞台装置が印象的な作品だ。

 「周りが白色だと演者の表情やエネルギーが引き立つ。私にも白色の印象がある? それは多分、色白だからです」と笑わせる。

 父の作った薬で、永遠の命を与えられてしまった主人公が、虚無的な行動で波乱を巻き起こしていく。「300年超と壮絶に長く生きていると人の心はすさむ。その表現が難しい。私は命はいらない」と笑う。

 主人公は、自己中心的な“俺様”で、キザでナルシスト。「周囲のことを考えなくていい。自分のテンポで芝居しろと言われるんですけど…。課題です」と話すように、自身とは対極にある役柄だ。ただ、昔、まっすぐで純粋な青年だった部分は理解できるという。

 「どこかに、強がらないと生きられない、という雰囲気が、垣間見えれば」

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