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大阪・高槻で新酒づくりが本格化

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大阪・高槻で新酒づくりが本格化

櫂入れをする杜氏=高槻市の壽酒造 櫂入れをする杜氏=高槻市の壽酒造

 江戸時代から銘酒の産地として知られる高槻市富田(とんだ)地区で、冬の風物詩となっている新酒造りが本格化している。

 市によると、同地区では、江戸時代には20軒を超える酒蔵があり、銘醸地として知られた。現在では数が減ったものの、壽(ことぶき)酒造株式会社と清鶴酒造株式会社が伝統の味を守り続けている。

 文政5(1822)年創業の壽酒造では、蒸し米に水、こうじ、酒母(しゅぼ)を加えたもろみを、「櫂(かい)」と呼ばれる棒でかき混ぜる「櫂入れ」をするなど、杜氏(とうじ)らが伝統の酒造りに精を出している。櫂入れは発酵を促すための作業で、約3週間じっくりと発酵させる。

 新酒造りは来年3月頃まで行われ、壽酒造では「今年は気温も低く、発酵がいい。おいしいお酒ができている」としている。

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