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【竹島を考える講座】韓国は不法占拠をどう正当化させていったか 日韓が交換した口上書を読み解く

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【竹島を考える講座】
韓国は不法占拠をどう正当化させていったか 日韓が交換した口上書を読み解く

「韓国の主張を考える」と題して講演する藤井賢二さん 「韓国の主張を考える」と題して講演する藤井賢二さん

 韓国はこれに対し、「侵略」で切り返す。日本は17世紀の竹島経営も、倭寇(わこう)として韓国の人民と財産を略奪した結果なのであり、侵略によって「竹島を知っていた」ことを正当化できない、とした。1905年だけでなく17世紀も侵略だ-というわけだ。

 また、韓国側は、日本が提出した資料や主張のあら探し、揚げ足取りも精力的だった。「1905年に竹島を島根県に編入した」という日本の主張に対し、「島根県に編入されるまで、独島は日本のどの県にも属さない非公式な領土であり、編入以前も『日本の領土の一部と考えてきた』との主張に反する」と反論。現在の「日本固有の領土なら、なぜ1905年に自国領としなければいけないのか」という主張につながっている。

今も継承される半世紀前に作られた意識

 この3回にわたる韓国の主張で、1905年より前の「効果的、継続的な当局による管理」は証明できなかった。その立証がないと成り立たないのに、1905年の島根県編入とその5年後の日韓併合を結びつけて侵略の一環だと主張した。また窮した韓国側は、日本の残した資料に韓国の領有の根拠を探すという不思議な作業を続けた。

 これは現在も継承され、韓国の中学3年生が今年5月、島根県の社会科教師に竹島問題をめぐって出した手紙にも、「独島は我々には痛い歴史の地です。過去日本が韓半島を侵奪した過程でもっとも最初に併呑された地です」などとあり、こうした特色が表れている。半世紀以上も前に、政府によって作られた意識が植え付けられ、現在の子供たちに受け継がれているのだ。

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