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工藤会総裁の公判で幹部組員が「言いたくない」と証言拒否連発 福岡地裁が過料5万円を決定

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工藤会総裁の公判で幹部組員が「言いたくない」と証言拒否連発 福岡地裁が過料5万円を決定

 特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)の上納金を巡り、約3億2千万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われた同会トップの総裁野村悟被告(71)の公判が25日、福岡地裁で開かれた。工藤会幹部の男性が検察側証人として出廷したが、尋問で証言の拒否を連発。足立勉裁判長は「正当な理由がない」として男性に過料5万円の決定を出した。

 男性は野村被告が逮捕された平成26年ごろ、側近として活動。過去に建設業者から「あいさつ料」を集金したこともあった。検察側は会を巡る上納金の実態解明のために出廷を求めていたが、男性は証言に難色を示していたため、地裁は出廷を強制する「勾引」の手続きを取った。

 男性は25日の尋問で、平成11年ごろから約10年間、あいさつ料を集めたと説明。だが、集金の総額や誰に渡したかを巡る質問には「言いたくない」の一点張りだった。

 刑事訴訟法は、証人が正当な理由なく証言や宣誓を拒んだ場合、裁判所は10万円以下の過料を科すことができるとしている。

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