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中2自殺、いじめが原因 女子生徒の訴えに学校対応せず 加古川市の第三者委認定

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中2自殺、いじめが原因 女子生徒の訴えに学校対応せず 加古川市の第三者委認定

中2女子が自殺した問題を巡り、報告書の概要を発表する第三者委=23日午後、兵庫県加古川市役所 中2女子が自殺した問題を巡り、報告書の概要を発表する第三者委=23日午後、兵庫県加古川市役所

 兵庫県加古川市で昨年9月に自殺した当時市立中学2年の女子生徒を巡り、同市教育委員会が設置した第三者委員会は23日、クラスや部活動での無視や仲間はずれなどのいじめが原因だったと認定したと明らかにした。生徒がアンケートでいじめを訴えたのに、学校が対応を取らなかったとした。

 第三者委によると、生徒は中1のころから継続していじめの対象となっており、無視などのほか、呼ばれたくないあだ名をつけられるなどのからかいを受けた。

 最も激しいいじめがあったのは中1の3学期の頃で、クラス内で助けがなく孤立。「強い無力感」で死にたいと考えるようになった。

 生徒がアンケートでいじめを訴えた昨年6月の時点で、「学校が対応すれば自殺せずにすんだ」と指摘した。

 市教委によると、生徒は昨年9月12日朝、自宅近くで自殺を図り、約1週間後に死亡した。

 いじめをほのめかすメモが残されていたことから、市教委は弁護士や医師などによる第三者委を設置。昨年12月に初会合を開き、調査を進めていた。

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