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樹齢250年 神社倒木での負傷、最高裁も市の責任認めず

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樹齢250年 神社倒木での負傷、最高裁も市の責任認めず

 熊本県荒尾市の神社の境内で倒木に当たって重傷を負った女性(13)と母親が、神社と市などに損害賠償を求めた訴訟は、市の賠償責任を認めなかった2審福岡高裁判決が確定した。最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)が19日付で、女性側の上告を受理しない決定をした。

 1、2審判決によると、平成23年5月、「下井手神社」の境内で高さ10メートル、樹齢約250年のエノキが折れ、当時7歳だった女性の頭に直撃。頭の骨を折り、失語症などの後遺症を負った。

 28年6月の1審熊本地裁判決は、荒尾市と神社などに計約445万円の支払いを命じた。今年7月の福岡高裁判決は「市の職員が倒木の危険性を認識できたとは言えない」として、市の賠償責任を否定。神社にのみ約572万円の支払いを命じた。神社は上告しなかった。

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