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【新幹線台車亀裂】JR西乗務員、交代時に「異臭あったが異常なし」と口頭報告 新大阪駅で

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【新幹線台車亀裂】
JR西乗務員、交代時に「異臭あったが異常なし」と口頭報告 新大阪駅で

台車の側面で見つかった亀裂。長さは14センチに達していた(JR西日本提供) 台車の側面で見つかった亀裂。長さは14センチに達していた(JR西日本提供)

 博多発東京行きのぞみ34号の台車で亀裂が見つかり運輸安全委員会が新幹線で初の重大インシデントと認定した問題で、異臭や異音が確認されていたにもかかわらず、JR西日本の乗務員が新大阪駅でJR東海の乗務員に運行を引き継ぐ際に「異常はなし」と口頭で伝えていたことが20日、分かった。

■車内に「もや」かかってる…乗客から指摘

 のぞみ34号は11日午後1時33分に博多駅を出発。約20分後の小倉駅付近で、乗務員が最初の異変となる焦げたような臭いを確認した。その後も、岡山駅への到着前に乗客から「車内にもやがかかっている」と指摘があったという。

 JR西は岡山駅から車両保守担当者を乗車させ、この担当者もうなるような異音を聞いた。だが、新大阪駅でJR東海の乗務員に運行を引き継ぐ際に、JR西の乗務員は「異臭があり走行検査班が乗り込み確認したが、異常はなし」と伝達したという。

 もやや異音については伝えられていなかった。

 京都駅発車後に、JR東海の車掌が異臭を確認。次の名古屋駅で車両の床下を点検し、油漏れを発見。運行中止が決断された。最初の異常確認から約3時間が経過していた。

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