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【新幹線台車亀裂】異常認識しながら運行継続「大きな反省点」…JR西副社長、脱線可能性にも言及

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【新幹線台車亀裂】
異常認識しながら運行継続「大きな反省点」…JR西副社長、脱線可能性にも言及

記者会見を終え、頭を下げるJR西日本の吉江則彦副社長(右)ら=19日午後、大阪市 記者会見を終え、頭を下げるJR西日本の吉江則彦副社長(右)ら=19日午後、大阪市

 博多発東京行き新幹線のぞみの台車に亀裂が見つかった問題で、車両を所有するJR西日本の吉江則彦副社長が19日、記者会見し、「極めて重大なインシデント(事故につながる恐れがあった事例)で、新幹線の安全に対する信頼を裏切るもの。深くおわび申し上げる」と陳謝した。「台車への亀裂の発生は想定していなかった」とする一方、「脱線に至ったかもしれない」と言及。「(異常を認識しながら)列車を止めることができなかったのは大きな反省点」とし、原因や経緯に関する調査を急ぐ考えを示した。

 また吉江副社長は、台車の亀裂の長さが底面で16センチ、側面で14センチに達していたことも明らかにした。

 問題の新幹線は、11日午後ののぞみ34号。途中、焦げたような臭いや、モーターのうなり音といった異常を認識しながら3時間以上走行を続け、名古屋駅で運行を取りやめた。

 亀裂は鋼製の台車の枠で見つかり、運輸安全委員会は重大インシデントと認定。台車は博多総合車両所に移され、運輸安全委とJR西が原因を調べている。

 車両は11日から名古屋駅に停車したままになっていたが、JR東海が18日に撤去した。

 今回の問題で、岡山駅から乗車したJR西の車両保守担当の社員が「列車を止めて調べた方がいい」との認識を車掌らに伝えていたことが分かった。同社が明らかにした。

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